

寄り道、目的地、あるいは帰る場所として、全国のツーリングスポットに点在するライダーズカフェ。メニューも様々で、コーヒーはもちろん、カレーやハンバーガーなど食事を目的に訪れる人も多い。仲間と語り合ったり、ひとりでほっと一息ついたり、愉しみ方はそれぞれ。レースやイベントを開催しているカフェもあるので、思い切って参加してみるのはどうだろう?ここでの出会いが、一生のつながりになったりもする。
さあ、お気に入りのカフェを見つけにいこう。
コーヒーと
モーターサイクルは
相性がいい
もはやそれは
理屈じゃない…
1960年代の
イギリスで
「カフェレーサー」という
カルチャーが
生まれた
革ジャンを着た若者が
カフェに集い
コーヒーを片手に
カスタムした愛車を
競い合った
だれよりも速く
ただカッコよく
やがてその思想は
一つのスタイルとして
確立した
同じ頃
彼らの
行きつけは
「ライダーズカフェ」
と呼ばれる
ようになり…
埃まみれの
ライダーたちを
迎え入れる
憩いの場として
広まっていった
そしていつしか
ライダーたちは…
一杯のコーヒーに…
モーターサイクルライフを
より深く味わうための
スタイルを
見出していった
水平線を
眺めながら
愉しむ
缶コーヒー
空気の澄んだ
丘の上で
愉しむ
手挽きコーヒー
自分の心が
追い求める
愉しみ方は何か?
こだわりは…
自由は…
きっとその先に
自分らしい
スタイルが
見つかるはず
寄り道、目的地、あるいは帰る場所として、全国のツーリングスポットに点在するライダーズカフェ。メニューも様々で、コーヒーはもちろん、カレーやハンバーガーなど食事を目的に訪れる人も多い。仲間と語り合ったり、ひとりでほっと一息ついたり、愉しみ方はそれぞれ。レースやイベントを開催しているカフェもあるので、思い切って参加してみるのはどうだろう?ここでの出会いが、一生のつながりになったりもする。
さあ、お気に入りのカフェを見つけにいこう。
海を目指して走っても、山を目指して走っても、自動販売機は全国どの道の上にも立っている。ちょっと一息入れたい時はもちろん。突然現れる絶景に足を止め、澄んだ空気と一緒に流し込む開放感は最高だ。夏は乾いた喉を潤し、冬は冷え切った体を温めてくれる必需品。体全身を使ってモーターサイクルを操った後に飲む缶コーヒーは、定番中の定番だ。バリエーションも豊富で「オレは〇〇派」とこだわりを持つ人も多い。身軽さ、自分らしさ、大人のかっこよさを追求するライダーにとって相性がいいことは間違いないだろう。
こだわりあるライダーの嗜みとして、ツーリング先で手挽きコーヒーを淹れる人が増えている。景色の開けた場所や、川辺に腰掛け、持参したコーヒーグッズで豆から挽く。丁寧にドリップする手間暇はアウトドア気分を楽しめ、何より挽きたての香りは格別だ。今日はどんな味にしようか?豆を選び、味を変え、自分だけの理想の一杯を追い求める愉しさは、モーターサイクルと同じく深い。道具をそろえる愉しさにハマっていくのも、ライダーの"さが"と言えるだろう。
モーターサイクルライフと暮らしは地続き。
乗っていない時間も愉しむことで、
モーターサイクルライフはより豊かになる。
期間中、キャンペーンサイト内エントリーフォームよりご応募いただいた方の中から、抽選で30名様に、カワサキのロゴ入り「アウトドアコーヒーセット(コーヒーミル+クッカーセット)」をプレゼント。
アウトドア用品メーカーのベルモント製。コーヒーミルは金属臭のないセラミック刃を採用しているため、コーヒー豆本来の風味を楽しむことができます。粗さの調整も可能で、ドリップ方式にあわせた粗さを選べます。クッカーセットは登山用に軽量なシングルマグを採用したライトモデル。組み立て式のドリッパーとマグカップにクッカーがついたオールインワンのコーヒーセットです。
コーヒーミル、クッカーセットそれぞれに収納袋が付属しているため、持ち運びも便利。
「そろそろ子供部屋も考えないとね」と、妻がつぶやいた。リモート勤務をする僕の耳に、その独り言?はしっかりと届いた。ズシン…またひとつ心臓に何かがのし掛かる感触がした。
家事、育児、仕事。3人が生活をするには少し手狭になった都心の部屋。良い機会だと郊外の物件を探し始めた。「キッチンも広いほうがいいよね」「入園先も考えないとね」妻の期待はどんどん膨らんでいるようだった。次の休日、少し時間が空いたので行きつけのカフェまで走った。「いらっしゃい」普段通り迎え入れてくれる店主の姿が、いつもよりずっと大人に見えた。「ブレンドで」自分も歳を重ねれば勝手に大人になるもんだと思っていた。「今度、引っ越しするんです」気づけば自分のことを語り出していた。
それから数ヶ月が経った、引っ越し翌日の朝。新居で荷ほどきをしていると一つのダンボールの前で手がとまった。「あっちでもコーヒーは飲むだろ」と、店主が餞別にくれた携帯型のコーヒーセットだ。「あれ、どこいくの?お昼までには帰って来てねー」妻の言葉を振り切るようにアクセルを回していた。目的地なんてどこでもよかった。一杯のコーヒーを飲むためだけに、ただ景色を探して走った。
首都圏から伊豆方面へ走ること1時間強。富士山が見渡せる展望台があったので、そこで荷を下ろしてコーヒーセットを取り出した。豆を挽き始めると、豊かな香りが澄んだ空気に混ざっていった。慣れない手つきで、それでも丁寧に、手間暇かけてようやく一杯のコーヒーを淹れた頃、モヤっとした気持ちはどこかに消えていた。それから15分かけてコーヒーを飲み干すと、寄り道もせず来た道をまた走った。
お昼過ぎに戻ると、妻と息子は子供部屋のレイアウトに夢中だった。「ごめん!遅くなった」「ほら、手伝って!」みんな何かを背負いながら走っている。だけど、それをそっと下ろして自由になる時間がコーヒー一杯分あれば、きっと自分は大丈夫なんだと思った。
「ここの余った部屋さ、仕事部屋にしていい?」
「え〜〜!でも、まあ、たしかにそれは必要ね」
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