ショートタイプのウインドシールドは、サイド部分にフロントカウルが伸びたデザインを採用し、スーパースポーツイメージを強調。両サイドに設けた穴が、シールド内側の負圧を和らげ、高速走行時の乱流発生を軽減します。

テールカウルと同様に、フロントカウルとサイドカウルもパーツが幾重にも重なったような立体感あるレイヤーデザインを採用。フロントカウル先端からテールエンドまで繋がる、滑らかなボディデザインは、スムーズで力強い、スーパースポーツ性能を表現しています。

レースの最前線で開発したNinja ZX-6Rのペリメターフレームは、俊敏なハンドリングをはじめ、コーナリング中の落ち着き、そしてラインを自在に変える能力を実現。さらに、路面から伝わる車体への優れたフィードバック性能も兼ね揃えています。

ショーワ製のSFF (セパレートファンクションフォーク) とBPF (ビッグピストンフォーク) のコンセプトを融合し、サーキットでのパフォーマンスと日常での使いやすさを両立させた先進のフォークがSFF-BPです。プリロードとダンピング (リバウンド＆コンプレッション) を分離したことで、それぞれの性能を高めると同時にセットアップを容易にしています。

高剛性ラジアルマウントモノブロックブレーキキャリパーは、レバー操作にしっかりとしたフィーリングをもたらし、優れたコントロール性を発揮。そのブレーキキャリパーに、φ310mmの大径ブレーキディスクとラジアルポンプ式ブレーキマスターシリンダーを採用しフロントブレーキ周りを構成しています。リヤにはφ220mmブレーキディスクと軽量ブレーキキャリパーを採用しています。

スポーツライディングに理想的なライディングポジションは、直感的なフィット感を与えることで、ライダーをリラックスさせます。また、ライダーが直接触れるフューエルタンクとシートはその形状を吟味し、リヤフレームを含めてマシンとの一体感を得られるようにデザインされています。

KTRC (カワサキトラクションコントロール) には3つのモードを用意しました。強化したスポーツライディング性能とあわせ、路面状況や天候など幅広いライディングコンディションをカバーし、ライダーに安心感を提供します。

スポーツ、ロード、レイン、ライダー (マニュアル) の４つのモードを備えたインテグレーテッドライディングモードは、トラクションコントロールのレベルとパワーモード (フルパワーまたはローパワー) を組み合わせました。路面コンディションや天候、ライダーの好みに合わせて、4つのモードの中から選択することができます。

カワサキが開発した、スーパースポーツグレードの高性能ブレーキマネージメントシステム。スーパースポーツマシン特有のスポーティなハンドリング特性を考慮し、走行時の介入を最小限に抑えながら、高効率なブレーキングを実現しています。

標準装備のクイックシフター。クラッチ操作無しでシフトアップが可能。スポーツライディングをさらに楽しくします。