【KX450F】
2007年モデルで、50箇所以上にも渡る改良を加え、今シーズン世界各地のレースシーンで活躍を見せてきた、KX450F。2008年モデルでは、さらなる改良を加え、戦闘力を向上させるとともに、耐久性、信頼性を高めています。
<エンジン>
新設計のクランクウェブにより、クランクシャフトのバランス率を20%(2007モデル比)高めています。これは、ファクトリーマシン(KX450F-SR)にも匹敵し、特に低回転域でのエンジン振動低減し、スムーズな出力特性となり、レスポンスが著しく向上しています。コンロッドには、大端部と小端部の両方の磨耗を低減するため、表面硬さの高い素材を採用しました。改良されたシフトドラムにより、シフトフィールを向上させました。また、オイルポンプにも見直しをはかり、オイル供給量を約10%増加、オイルポンプカバーを止めるボルトの本数を5本とすることで、信頼性を高めました。サイレンサーには、新形状のパンチングパターンを採用したテーパー形状のバッフルパイプとし、サイレンサーの長さを20mm延長してパワーロスを最小限に抑えつつも、国内のレースレギュレーションに対応させています。
<シャーシ>
新しいエンジンマウントによるねじり剛性の最適化や、サスペンション設定の改良により、クイックな倒しこみが可能となり、結果としてトラクションの増加が図られています。また、KYB製のフロントフォークには、AOS(分離加圧式 Air-Oil-Separate)フォークを採用し、インナーチューブには、スーパーハードDLC加工(DLC:ダイヤモンドライクカーボン)を施しています。さらにアウターチューブ内側、リヤショックのタンクシリンダー部に、カシマコート処理を施し、フリクションを低減させ、よりスムーズな作動を実現しています。
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