【KX250F】
KX250Fは、2007年モデルにおいて、50箇所以上に及ぶ変更を施し、戦闘力を大幅に向上させました。国内外のモトクロスレースにおける、ホールショットの獲得や数々の結果が、KX250Fの持つ優秀性を証明しています。2008年モデルでは、圧倒的な戦闘力はそのままに、細部に渡る変更を加え、更なる進化を遂げています。
<エンジン>
幅広い回転域において、優れたトラクション性能を実現する為、トルクバンドを最大限にまで広くするセッティングを施しました。さらに、クランクケースのクランクシャフト部、インプットシャフト部の剛性を強化することで、信頼性の向上に加え、結果としてメカニカルロスの低減、リヤホイルに伝達されるトルクが増加されています。また、吸気ポートを研磨加工し、スムーズな表面とすることで、全回転域における吸気効率の向上を図りました。ヘッドガスケットを新設計とすることで、耐久性を高めました。サイレンサーには、新設計のパンチングパターン付きのバッフルパイプを採用し、パワーロスを防ぎつつも、国内のレースレギュレーションに対応させています。
<車体>
新しいエンジンマウントによるねじり剛性の最適化や、サスペンション設定の改良により、クイックな倒しこみが可能となり、結果としてトラクションの増加が図られています。SHOWA製のツインチャンバーフォークは、エアとオイルが分離され、安定した減衰性能を発揮します。さらに、フォークの内部タンク側面のオリフィスにより、リニアな減衰特性としています。また、フロントサスペンションのピストンロッドの太さを増し、剛性を高めることにより、ミッドストローク時の作動をスムーズなものとしています。ミディアムコンパウンドのタイヤを採用することで、幅広い用途での使用を可能としています。
■2007年モデルからの主な変更点は
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