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文部科学大臣杯 2008 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ第4戦 スーパーバイクレースin SUGO
 
更新日2008,08,26

JSB:Ninja ZX-10R 柳川明 (TEAM GREEN) 6位

ST600:Ninja ZX-6R 高橋英倫(TEAM GREEN) 7位
■JSB1000

激しくなる雨の影響で、レースは16周で赤旗中断
追い上げ途中の柳川選手は6位フィニッシュとなった

◆サバイバルレースの展開で価値あるポイント

「価値のあるポイント獲得ですよね。でも、もうちょっと走りたかったな」。
ずぶ濡れになったレーシング・スーツを脱いだ柳川選手の表情は、意外にもさばさばしていた。「タイヤがグリップしないだけじゃなくて、雨で視界がほとんど利かなくなっていたから、確かにレース継続は大きな事故につながる可能性がありました」と柳川選手。 実際、1つ前のポジションにいるライダーだと思った影が、実は周回遅れのマシンで、危うく追突しそうになったそうだ。いわゆるサバイバルレースの様相が色濃いレースで、 蛮行はそのままコースアウトを意味する状態だった。そんな中、6位フィニッシュ。貴重な15ポイントを加算した。

◆縦一列に延びて、トップが逃げる展開

レースは3列目から飛び出した中須賀選手(#21)が引っぱるカタチで始まった。柳川選手は9位とグリッドと同じポジションで、オープニングラップを終了。 2周目に中須賀選手が転倒・リタイアし、自動的にポジションをあげた柳川選手だったが、その後しばらくは前を行く岡田選手(#2)の背後にぴたりと着け、追い抜くチャンスをうかがっていた。 岡田選手をかわしたのは6周目。「ラインを外して強引に抜くと転倒の恐れがあったので時間がかかっちゃいました」と柳川選手。次なる標的は、同じBS勢でヨシムラの2台。 一時4秒以上あったタイムビハインドも、10周目には1秒を切り、秋吉選手(#64)の転倒で6位までポジションアップしてからは、ラップタイムも3位の亀谷選手(#5)以上の速さをマークしていた。

◆突然の赤旗中断で、ハイペースの追撃態勢も突然の幕

レースは残り10周を切ろうとしていたそのときだった。3位の亀谷選手に20秒以上のアドバンテージをつけ、独走態勢を築いていたトップの山口選手がハイポイントコーナーでまさかの転倒。 真後ろにつけていた大崎選手(#75)が自動的にトップに立ち、初優勝に向け単独走行をはじめようとしたその瞬間だった。赤旗がいっせいに出され、レースは中断されたのである。 レースが成立する周回数まであとわずか2ラップ。通常なら、再レースとなるところだが天候の状況から、そのままレース成立が宣言され、16周終了時点での順位が適用されることになり、 転倒した山口選手(#19)が優勝、柳川選手の6位も確定してしまった。
「酒井選手(#39)の背中が見えてきていましたが、一方で少しトラブルも抱えていたので、プラマイゼロですね。次戦、鈴鹿ですっきりしたレースをします」と柳川選手。 2ヒート制となる鈴鹿で今シーズン初優勝の姿が期待できそうだ。

<三浦監督のコメント>

◆上位と遜色のないペースで速さを実証できました。
次節・鈴鹿の2ヒート制が楽しみです

序盤で岡田選手をパスするのに時間をかけすぎてしまいました。ペースそのものは3位のマシンと遜色のないものでしたから、もう少し早く前にでていればリザルトが大きく違っていたかもしれません。 赤旗中断という突然の幕引きで、レースを終えましたが、テストでの手応えとレースでの追い上げ態勢の確認、そして貴重なポイントを獲得できたので、鈴鹿ではさらにしっかり結果を残したいと思います。

■決勝レース正式結果
順位
NO. ライダー マシン チーム名 周回数
1 19 山口 辰也 CBR1000RR/DL モリワキMOTULレーシング 16
2 75 大崎 誠之 YZF-R1/DL SP忠男レーシングチーム 16
3 5 亀谷 長純 CBR1000RR/- Team 桜井ホンダ 16
4 33 伊藤 真一 CBR1000RR/BS KEIHINKoharaR.T. 16
5 39 酒井 大作 GSX-R1000/BS ヨシムラスズキwithデンソー 16
6 87 柳川 明 ZX-10R/BS TEAM GREEN 16
7 2 岡田 忠之 CBR1000RR/BS 急募.com HARC-PRO. 16
8 81 佐藤 裕児 YZF-R1/DL ワイズギアレーシング 16
9 11 徳留 和樹 CBR1000RR/BS DREAM HondaRT11 16
10 26 辻村 猛 CBR1000RR/BS F.C.C.TSR 16
11 22 山中 正之 CBR1000RR/DL ホンダ Q遊会 明和レーシング 16
12 62 横江 竜司 YZF-R1/BS RT森のくまさん佐藤塾 15
13 15 今野 由寛 GSX-R1000 K7/BS PLOT FARO パンテーラ 15
14 25 本田 晃司 GSX-R1000 K7/DL Z-TECH&マルマエ/KMK 15
15 24 東村 伊佐三 ZX-10R/PI RS-ITOH&KAZE 15
16 31 古川 力也 CBR1000RR/DL HONDA浜友会浜松エスカルゴ 15
17 45 西嶋 修 ZX-10R/DL BEET LUMIX RACING 15
18 704 中村 知雅 CBR1000RR/DL 中村エンジン研究所 15
19 23 鈴木 慎吾 CBR1000RR/BS MOTO WIN RACING 15
20 60 小林 敦之 CBR1000RR/DL ホンダ・ブルーヘルメットMSC 15
21 16 津田 一磨 CBR1000RR/- Team 桜井ホンダ 12
☆ポイントランキング
山口辰也(77)、酒井大作(76)、中須賀克行(72)、大崎誠之(64)、柳川明(63)
■ST600

ケガからの復帰第一戦は得意の雨だったが
セッティングに苦しみ7位に留まった

◆雨なら勝機ありと臨んだレースだったが

誰もが嫌がる雨を高橋選手は「このコンディションなら、巻き返すことが出来る」と考えていた。前日の予選は曇り。気温17度・路面温度19度と夏とは思えぬコンディションに、セッティングがなかなか決まらない様子だったが、「雨ならば、十分勝機がある」と悩んでいる様子はなかった。
決勝当日。昨日から降り出した雨は上がることなく雨脚を強め、高橋選手の「想定通りのレース運び」が期待される状況となった。事実、決勝前のフリー走行ではトップグループに肉迫する走りを見せ、復帰戦で緊張してもおかしくない状況にも関わらず、高橋選手には余裕すら感じられた。

◆ノーポイントだけは避けたいと我慢のレース

スタートは狙い通りだった。前列3番グリッドの宮崎選手(#72)をかわし、オープニングラップを5位で通過していった。もちろん、追い上げに焦りは禁物。ヘビーウエットのコンディションではなおさらだ。 が、2周目に追いついてきた出口選手(#77)と追い抜いたばかりの宮崎選手に逆にかわされ、7番手に後退してしまう。
「実は、朝のフリー走行で欲が出てしまい、セッティングをミスしてしまいました。その現象はすでに1周目から現れ、追撃するどころかポジションキープをするのがやっとの状態になってしまいました。 僕のミスです」と高橋選手。2周目には高橋江紀選手(#18)をつかまえ6位にポジションアップしたものの、再びかわされ中盤は8位までポジションダウンしてしまう。
ラップタイムもトップから3秒近くも遅く、1分49秒台後半〜50秒で推移。思うようにコントロールできないマシンに危うく転倒しそうになったが、 ヒザを路面にぶつけながら体制を整えて「ノーポイントだけはなんとしても免れる」粘りの走りを見せてくれた。

◆鈴鹿ではミスのないよう準備して表彰台を狙います

レースは、小西選手と稲垣選手の2台が飛び抜けるカタチで、続いて宮崎選手が単独の3位。高橋選手は、出口選手、高橋江紀選手、新垣選手(#22)の4番手グループ最後尾で、 ギャップを埋められないまま我慢のレース展開となる。
トップと後尾がタテに大きく伸びたレース展開が動いたのは残り周回2周を切った14周目。5位を走行していた出口選手が3コーナーでスリップダウン。自動的にひとつポジションをあげ、そのまま復帰第1戦は7位でチェッカーとなった。
「雨を味方にするつもりが、自分のミスでまともに戦えませんでした。この反省をもとに鈴鹿はきちんと仕事します」と高橋選手。難しいコンディションの中で貴重なポイントを手にすることが出来た。

<三浦監督のコメント>

◆雨のレースを味方に出来なかった

「雨には絶対の自信」のある高橋選手だけに、大きな期待を寄せていましたが最後の最後でセッティングの方向性を間違えたようで、実力を発揮できなかったようです。 第2戦の筑波以来のレースで試合勘が戻るかどうか気にはなっていましたが、体調面でもメンタル面でももう十分戦える体制になっていることを確認できたレースでした。 時間をおかずにすぐに鈴鹿のレースがあるので、次戦は期待できると思います。

■決勝レース正式結果
順位 NO. ライダー マシン チーム名 周回数
1 1 小西 良輝 CBR600RR/BS 急募.com HARC-PRO. 15
2 10 稲垣 誠 CBR600RR/DL バーニングブラッドRT 15
3 72 宮崎 敦 YZFR-6/BS TEAM DAYTONA GIVI 15
4 43 生形 秀之 GSX-R600/BS エスパルスドリームレーシング 15
5 22 新垣 敏之 DAYTONA675/BS Team ARA 虎の穴 15
6 18 高橋 江紀 CBR600RR/BS KEIHINKoharaR.T. 15
7 2 高橋 英倫 ZX-6R/BS TEAM GREEN 15
8 77 出口 修 CBR600RR/BS DyDo MiU Racing 15
9 19 大石 正彦 YZF-R6/BS 伊藤RACING・GMDスズカ 15
10 8 寺本 幸司 GSX-R600 K8/BS PLOT FARO パンテーラ 15
11 33 苅田 庄平 ZX-6R/PI RS-ITOH&KAZE 15
12 73 小林 龍太 CBR600RR/BS 急募.com HARC-PRO. 15
13 7 岩田 悟 CBR600RR/BS F.C.C.TSR 15
14 5 武田 雄一 YZF-R6/DL HiTMAN RC甲子園ヤマハ 15
15 60 古畑 博志 CBR600RR/BS レーシングチームハニービー 15
16 55 國川 浩道 CBR600RR/BS DyDo MiU Racing 15
17 14 森 新 CBR600RR/BS CLUB HARC-PRO. 15
18 23 津田 拓也 CBR600RR/DL チームOSG&モトスポーツ 15
19 4 野田 弘樹 CBR600RR/BS テルル・ハニービーレーシング 15
20 76 清水 直樹 ZX-6R/PI RS-ITOH&KAZE 15
21 61 川原 英実 CBR600RR/BS G-TRIBE☆獣Kemono 15
22 88 佐藤 友之 YZF-R6/BS RT 森のくまさん 佐藤塾 15
23 20 東浦 正周 YZF-R6/BS DAIICHI&プラスミュー 15
24 70 佐竹 隆幸 CBR600RR/DL チームOSG&モトスポーツ 15
25 47 小田 茂昇 GSX-R600/BS エスパルスドリームレンジャー 15
26 24 大木 崇行 CBR600RR/BS CLUB HARC-PRO. 15
27 39 新庄 雅浩 GSX-R600 K8/DL MotoMap SUPPLY 15
28 13 泉本 真宏 YZF-R6/BS RT森のくまさん佐藤塾 15
29 65 小菅 岳大 CBR600RR/BS CLUB HARC-PRO. 15
30 64 和田 憲史郎 GSX-R600 K8/DL VEGA&Z-TECH★KMK 15
31 29 行方 知基 GSX-R600 K8/DL MotoMap SUPPLY 15
32 57 横山 耕二 CBR600RR/BS CLUB HARC-PRO. 14
33 31 中津原 尚宏 CBR600RR/BS 研友会栃木PGレーシング 13
34 86 小島 康孝 ZX-6R/BS 松本クリニックガレージスピード 13
35 42 岡嶋 晋也 ZX-6R/PI TeamGTMM ATOMIC 13
☆ポイントランキング
小西良輝(80)、野田弘樹(45)、小林龍太(45)、稲垣誠(41)、宮崎敦(36)、武田雄一(29)
御声援ありがとうございました。
次回 第5戦は、9月6日 三重県 鈴鹿サーキットにて行われます。

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レースの詳細・動画等はMFJサイトでご確認ください。
・(財)日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)

■GAORA(モトバトル2008)
※スカパー!、ケーブルテレビで放送中
http://www.gaora.co.jp/motor-sports/motobattle/
全日本選手権(SUGO)
 9月1日(月) 22:30〜24:30 (初回放送)
 9月4日(木) 02:00〜04:00 (深夜)
 9月9日(火) 07:30〜09:30






地上波でも「モトバトル2008」が見れる!
第4戦 スポーツランドSUGOの模様は下記の放送局で放送予定です。
http://www.mfj.or.jp/

・テレビ神奈川 2008/09/06(土)10:30〜
・千葉テレビ 2008/09/07(日)20:00〜
・テレビ埼玉  2008/09/07(日)18:30〜
・とちぎテレビ 2008/09/05(金)20:30〜
・SUNテレビ 2008/09/07(日)17:00〜
・三重テレビ 2008/09/06(土)12:00〜

※放送日時は変更になる場合があります。最新の情報は、各放送局にお問い合わせください。

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