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鈴鹿300kmロードレース
 
更新日2008,06,09


 JSB1000:Ninja ZX-10R 柳川明 (TEAM GREEN) 6位


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■JSB1000
■後半戦に向けて、確かな手応えとデータを得た6位入賞
終盤の追い上げに、スタンドも盛り上がった

◆予選7位 決勝6位 決勝・ベストラップ2分9秒810 フィニッシュタイム1時間55分17秒066

「順位以上に得るものが大きかったですね。レースなので勝たなきゃいけませんが、チームとしてはここ鈴鹿でしっかりデータを取ることも大きな仕事ですから」。レース直後の柳川選手の表情は明るかった。チームスタッフも同じものを感じているかのようで、どの表情にも自信のようなものがうかがえた。

レースは、いきなり荒れた。オープニングラップで見事なスタートを見せた柳川選手が、3番手で2コーナーからS字コーナーへと駆け上がっていく。そのすぐ後ろでアクシデントは起きた。コントロールを失ったマシンをきっかけに、後続が次々と接触。さらに、急減速した先行集団に対応できなかった後続組が、連鎖的に接触転倒。その数は12台にも及んだ。

コース上にオイルが残ったため、即座にレースは赤旗中断。仕切り直しの再スタートとなった。「なかなかいいスタートができて前には、秋吉選手と清成選手だけだったので、『よぉ〜しっ』と思ったところだったんですけどね」と柳川選手。それでも再びきれいなスタートを見せ、6位でオープニングラップをクリア。2ラップ目には早くも山口選手(#19)の前に出ると、300キロ先のゴールを目指して、一人旅がはじまった。

序盤のレースラップは2分10秒台前半。早くも周回遅れが現れ始めた10周目以降は、11秒台前半〜半ばをコンスタントにマークして、6位をキープする。ラップ差のあるトップグループの姿が次第に遠のいていくが、「少し振動を感じ始めていたので、あそこでリスクを冒すことはできませんでした」と柳川選手。背後に中須賀選手(#21)がじわじわと迫り、19周目には先行を許してしまうものの、慌てず折り返しまで淡々と周回を重ねていく。

折り返しになると各車は給油とライダー交代のためにピットインを開始。柳川選手は26周目にピットインのタイミングをずらして入り、ピットイン前と同じ6番手で再びコースに戻った。その後も柳川選手は11秒台前半のタイムを連発。32ラップ目には10秒台に入れるなど、トップグループと変わらないラップをまるで時計のように刻んでいく。

コンスタントなラップにカワサキファンが盛り上がったのは、前を行く手島選手(#33)とのギャップがみるみる少なくなっていったからだ。残り周回10周時点で10秒以上あったギャップが残り6周で6秒台に、残り5周で3秒台。3周を残してその差は約2.4秒。ファイナルラップのコントロールライン通過時はわずか1.8秒。サーキットのグリーンファンは、トップ争いそっちのけで声援を送った。「10秒以上離れていたのに、背中が見え始めたので猛追したのですが、わずかに届きませんでした。でも、後半戦に向けて確かなものをつかむことができましたから、次回は期待してください」

6位フィニッシュ。たった一人で駆け抜けた300キロは、1時間55分17秒066という時間だった。

<<三浦監督のコメント>>
◆後半戦に向けた確かな手応えをつかめました
大幅な前進とは言えませんが、レースウィークに入ってマシンセッティングは確実にいい方向に向き始めていました。チームとしては300キロ耐久レースでの成果に加えて、全日本ロードレースの後半戦を強く意識した体制で臨んでいたので、データ収集や課題発見という点では高く評価しています。惜しむらくは1回目のスタートが見事に決まっていたので、そのまま何事もなくレースが進めば、もっとおもしろい結果につながったかもしれません。
今回のレースとは関係ありませんが、骨折のためオートポリスを欠場した高橋選手も順調に回復。すでにリハビリの専門施設で復帰をにらんだトレーニングをはじめています。後半戦開始までには十分間に合うと思いますので、ぜひ応援よろしくお願いします。






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