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文部科学大臣杯 2008 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ第1戦 スーパーバイクレースinもてぎ
 
更新日2008,04,07

 JSB:Ninja ZX-10R 柳川明 (TEAM GREEN) 5位

ST600:Ninja ZX-6R 高橋英倫(TEAM GREEN) 3位

■JSB1000

メカニカルトラブルが発生したため、
レースの組み立てを完走に切り替え5位・10ポイントを獲得

◆ポールシッター不在の決勝グリッド

ポールポジションにマシンがいない。そこにいるはずの秋吉選手がフォーメーションラップを終えるとそのままピットに戻り、スタートすることなくリタイアしてしまったのだ。実に奇妙な光景の中、レッドシグナルがブラックアウト。その瞬間、柳川選手は7番手3列目からロケットスタート。3番手あたりで1コーナーに飛び込んでいった。

◆粘りの走行で6位をキープ

「予選の段階から中須賀選手や山口選手あたりが、先行するのは想定していたので、序盤はまったくイメージ通りの展開でした(柳川選手)」というように、レースを牽引したのは、その2台と予選49秒台を出した酒井選手の3台だった。オープニングラップを4番手でクリアした柳川選手は、その後亀谷選手、大崎選手にかわされながらも、1分51秒台半ばのペースをキープしながら、6番手を粘り強く走行していた。

◆トラブルを抱えながら順位をアップ

「実はペースを上げようにもメカニカルトラブルが起きてしまい、途中で戦略を『完走』にスイッチせざるを得ませんでした。あそこで無理していたらコースアウトしていたかもしれません(柳川選手)」。そんな状況でも9周目には大崎選手を抜き返し、5番手に浮上。再び抜き返そうとする大崎選手を押さえ込み、18周めには、亀谷選手の背中が見えるところまで猛追したが、及ばず5位で開幕戦を終了した。

◆がんばってくれたチームスタッフに結果で答えたかった

「納得はしていませんが、あの状況下で完走し、しかも10ポイントを手にすることができたのは上出来だと思います。予選段階から試行錯誤しながら、セッティングしてくれたみんなのためにも、もう少し上位に行きたかったのですが…(柳川選手)」。08バージョンのニューマシンに、新しいスタッフィング、そして新しいパーツと、さまざまな調整に時間を必要とするが、次戦に向けての確かな一歩となったレースだったといえるだろう。

<野村監督のコメント>

◆柳川選手だからこそ、獲得できた貴重なポイント

チーム態勢ががらりと変わり、マシンも08のバーションを投入するなど、開幕に向けての準備不足が出てしまったのかもしれません。事前テストを含め、予選前日の練習走行でもセッティングの方向性さえ定まらない状況で、ベテラン柳川をしてもずいぶん悩んでいたようです。それでも、ノックアウト方式の予選では着実にタイムを伸ばし、メカニカルトラブルを抱えてしまった決勝でも、粘りの走りで5位完走。貴重な10ポイントを獲得しました。次戦つくばまではおよそ1ヶ月あるので、反省点をクリアにして、今回のポイントをムダにしないようなレースをしたいと思います。

■決勝レース正式結果
順位
NO. ライダー マシン チーム名 周回数
1 21 中須賀 克行 YZF-R1 YSP&PRESTOレーシング 20
2 39 酒井 大作 GSX-R1000 ヨシムラスズキwithデンソー 20
3 19 山口 辰也 CBR1000RR モリワキMOTULレーシング 20
4 5 亀谷 長純 CBR1000RR Team 桜井ホンダ 20
5 87 柳川 明 ZX-10R TEAM GREEN 20
6 75 大崎 誠之 YZF-R1 SP忠男レーシングチーム 20
7 62 横江 竜司 YZF R1 RT森のくまさん佐藤塾 20
8 48 手島 雄介 CBR1000RR DREAM HondaRT48 20
9 11 徳留 和樹 CBR1000RR DREAM HondaRT11 20
10 15 今野 由寛 GSX-R1000 PLOT FARO パンテーラ 20
11 16 津田 一磨 CBR1000RR Team 桜井ホンダ 20
12 54 浜口 俊之 DUCATI1098R BABIE'S Racing デイライト 20
13 13 波多野 祐樹 GSX-R1000 MotoMap SUPPLY 20
14 81 佐藤 裕児 YZF-R1 ワイズギアレーシング 20
15 18 奥田 貴哉 CBR1000RR チームOSG&モトスポーツ 20
16 56 清水 郁巳 CBR1000RR DREAM高崎B'WISE RT 20
17 31 古川 力也 CBR1000RR HONDA浜友会浜松エスカルゴ 20
18 704 中村 知雅 CBR1000RR 中村エンジン研究所 20
19 25 本田 晃司 GSX-R1000 Z-TECH&マルマエ/KMK 20
20 24 東村 伊佐三 ZX-10R RS-ITOH&KAZE 20
21 44 児玉 勇太 CBR1000RR ウイダーD.D.BOYS 19
22 53 奈須 勉 CBR1000RR 奈須鈑金☆ドラゴンビーチ・モトラッキー 19
23 51 栗林 剛 CBR1000RR Honda EGレーシング 19
24 88 野崎 俊宏 CBR1000RR DREAM北九州・TEAMLIFE 19
 
☆ポイントランキング
中須賀克行(25)、酒井大作(22)、山口辰也(20)、亀谷長純(18)、柳川明(16)、大崎誠之(15)
■ST600

さあ、これからという矢先に赤旗中断
開幕戦はなんとも悔しい3位表彰台

◆規定周回数により10周でレース成立

あっけない幕切れとなった。10ラップを終えた時点でトップグループを形成しているライダーは小西選手を先頭に野田選手、そして高橋選手の3台のみ。しかも、その3台のディスタンスはコンマ数秒以内とまさにテールトゥーノーズで、いよいよ残り5周を切って高橋選手がどう前を切り崩すか期待されていたそのときだった。後続のマシンが2コーナー立ち上がりで転倒し、マシンがコース中央に横たわるというアクシデントが発生。ほどなく赤旗中断、そして規定集回数クリアによるレース成立が宣言された。つまり、10ラップ目を終えた時点の順位が、決勝の成績として記録されたのである。

◆冷静なまでのレースマネジメントができるようになった

「え? 射程圏内に入っていたし、パッシングポイントも見えていた。キツネにつままれたってまさにこのことです(高橋選手)」と悔しがる。ホールショットは「スタートには自信がある(高橋選手)」というように、ポールポジションの黒川選手を軽くかわし、2位以下を引き連れてオープニングラップをクリア。その後5コーナーで小西選手に先行を許すも、数人のグループでぴたりと追走。5周目あたりから野田選手と高橋選手の2人だけが、小西選手の背後にぴたりとくっつき、様子をうかがうような展開になる。

◆シーズンオフのトレーニングは効果絶大

野田選手に続いて3番手を走行していた高橋選手のペースは1分57秒台半ば。「焦りはまったくありませんでした。マシン特性の違いをじっくり観察できたし、ラインどりも見えていた。9周目に野田選手が一瞬前に行きましたが、彼の動きも見ることができたので、後半残り数周で勝負しようと狙っていました(高橋選手)」。その矢先の赤旗中断である。「シーズンオフのトレーニングで海外のサーキットを走るなど貴重な経験を積み、大きな自信を手にすることができました。落ち着いてレースマネジメントできるのもそのおかげだと思います。だからこそ、勝負所での中断は悔しいですね。この借りはつくばで返します」と高橋選手は語ってくれた。

<野村監督のコメント>

◆悔しい3位ですが、いい流れのまま次戦に行けます

レースの組立がうまくなった。2シーズン目を迎え、マシン特性もセッティングの方向性も上達したことがはっきり、わかるようになりました。レース序盤で焦ることなく勝負のポイントをつかみ、どこでどう攻めるのかを理解してきているように思います。レースの流れから言えば、トップを奪える勢いだっただけに、赤旗中断は残念ですが、転倒したライダーに大きなダメージがなかったことはなによりです。まぁ、これもレース。次戦つくばは、いい流れのまま表彰台の真ん中を狙います。

■決勝レース正式結果
順位
NO. ライダー マシン チーム名 周回数
1 1 小西 良輝 CBR600RR 急募.com HARC-PRO. 10
2 4 野田 弘樹 CBR600RR テルル・ハニービーレーシング 10
3 2 高橋 英倫 ZX-6R TEAM GREEN 10
4 73 小林 龍太 CBR600RR 急募.com HARC-PRO. 10
5 14 森 新 CBR600RR CLUB HARC-PRO. 10
6 8 寺本 幸司 GSX-R600 PLOT FARO パンテーラ 10
7 705 黒川 武彦 CBR600RR 松本クリニックガレージスピード 10
8 10 稲垣 誠 CBR600RR バーニングブラッドRT 10
9 43 生形 秀之 GSX-R600 エスパルスドリームレーシング 10
10 19 大石 正彦 YZF-R6 伊藤RACING・GMDスズカ 10
11 13 泉本 真宏 YZF-R6 RT森のくまさん佐藤塾 10
12 20 東浦 正周 YZF-R6 DAIICHI&プラスミュー 10
13 5 武田 雄一 YZF-R6 HiTMAN RC甲子園ヤマハ 10
14 23 津田 拓也 CBR600RR チームOSG&モトスポーツ 10
15 77 出口 修 CBR600RR DyDo Miu Racing 10
16 21 中山 真太郎 CBR600RR KoharaRC 10
17 33 苅田 庄平 ZX-6R RS-ITOH&KAZE 10
18 24 大木 崇行 CBR600RR Club HARC-PRO. 10
19 31 中津原 尚宏 CBR600RR 研友会栃木PGR+ATS 10
20 83 須貝 義行 749R チームドゥカティレーシングジャパン 10
21 76 清水 直樹 ZX-6R RS-ITOH&KAZE 10
22 34 中島 大輔 ZX-6R アンビシャスレーシングチーム 10
23 39 新庄 雅浩 GSX-R600 MotoMap SUPPLY 10
24 70 佐竹 隆幸 CBR600RR チームOSG&モトスポーツ 10
25 54 井上 哲悟 ZX-6R GRACE RACING TEAM 10
26 60 古畑 博志 CBR600RR レーシングチームハニービー 10
27 65 小菅 岳大 CBR600RR Club HARC-PRO. 10
28 44 斉藤 一輝 CBR600RR ウイングヨシイRC 10
29 61 川原 英実 CBR600RR G-TRIBE☆AS-TAKA 10
30 29 行方 知基 GSX-R600 MotoMap SUPPLY 10
31 42 岡嶋 晋也 ZX-6R TeamGTMM ATOMIC 10
32 56 田 速人 CBR600RR D関東☆松戸RACING 10
33 62 内澤 宏之 YZF-R6 Compus&CROSSROAD 10
34 64 和田 憲史郎 GSX-R600 VEGA&Z-TECH★KMK 10
35 59 落合 勝 YZF-R6 DOG FIGHT RACING 10
36 38 草薙 伸一 YZF-R6 DOG FIGHT RACING 10
☆ポイントランキング
小西良輝(20)、野田弘樹(17)、高橋英倫(15)、小林龍太(13)、森新(11)、寺本幸司(10)
御声援ありがとうございました。
次回 第2戦は、5月11日 茨城県 筑波サーキットにて行われます。

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レースの詳細・動画等はMFJサイトでご確認ください。
・(財)日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)

■GAORA(モトバトル2008)
※スカパー!、ケーブルテレビで放送中
http://www.gaora.co.jp/motor-sports/motobattle/
全日本選手権(ツインリンクもてぎ)
 4月14日 (月) 22:30〜24:30(初回放送)
 4月16日 (水) 19:00〜21:00
 4月18日 (金) 15:00〜17:00






地上波でも「モトバトル2008」が見れる!
第1戦 ツインリンクもてぎの模様は下記の放送局で放送予定です。
http://www.mfj.or.jp/

・テレビ神奈川 2008/04/19(土)10:30〜
・千葉テレビ 2008/04/20(日)19:00〜
・テレビ埼玉  2008/04/19(土)15:00〜
・とちぎテレビ 2008/04/18(金)20:30〜
・SUNテレビ 2008/04/20(日)12:30〜
・三重テレビ 2008/04/19(土)20:25〜

※放送日時は変更になる場合があります。最新の情報は、各放送局にお問い合わせください。

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