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鈴鹿300kmロードレース
 
更新日2007,06,11


 JSB1000:Ninja ZX-10R 柳川明 (TEAM GREEN) 9位


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■JSB1000
■プラン通りのレース運びで
価値あるシングルフィニッシュ!

疲れを知らないかのような笑顔で帰還した柳川選手
カワサキカラー、ライムグリーンのフラッグを振って応援してくれたファンに、柳川選手は大きく手を振りながら、クールダウンラップを終えてピットロードに戻ってきた。総合9位。マシンを車検場にあずけ、メカニックとふたりピット裏を歩く表情は実ににこやか。300キロの長丁場をたったひとりで完走した疲労感は見えず、迎えるピットクルーも拍手と笑顔で柳川選手を向かい入れた。

予選は13番手。ルマン方式のスタートとなる鈴鹿300キロ耐久ロードレースは、通常のロードレースと違いマシンにライダーが駆け寄ってエンジンを始動する。「2001年以来かなぁ、耐久を走るのは。マシンにたどり着くまでにコケちゃうんじゃないかって、ちょっとドキドキしちゃったよ(柳川談)」冗談めかして話していたルマン式スタートも難なくこなし、オープニングラップをグリッドどおりの13番手でクリア。続く2周目には、早くもポジションを上げ12位、さらに3ラップめで11位と順調にポジションアップを図る。このときのホールショットは、阿部選手(#81)が奪ったものの、300R で清成選手(#11)にかわされた。

柳川選手、序盤のラップタイムは2分11秒台。「想定していたペースよりも少し遅かったけど、耐久だから様子を見ながら走行していました。天気もちょっと気になっていたから(柳川談)」。柳川選手の予感は、的中することになる。12ラップ目には西コースに雨が落ちてきたのだ。コース長のある鈴鹿サーキットならではの現象だが、ホームストレート付近では感じない雨が、西コースではシールドをぬらすほどに。16ラップ目にはメインスタンドのファンも傘を開く。

■降り出した雨にもかかわらず中盤でベストラップ
それでも路面温度が40度以上あったせいか、降った雨はすぐ乾き、ドライコンディションのままレースは続行。バックマーカーを処理しながら12秒台で周回を重ね、19周目にピットインする。「ほかのチームに比べると少し早めのピットインでしたが、想定内のこと。いわゆるルーティンです(柳川談)」とピットワークを終えると再びコースイン。大きくポジションを後退したが、すぐに追い上げモードにスイッチ。バックマーカーを処理しながら、21周目、22周目と連続して2分10秒台前半のベストタイムをマークする。ちなみにこの日のベストラップは、ベスト3にランクインしている。

レースの折り返し地点、25周前後に各チームのピットが忙しくなり、順位も大きく変動。30位あたりまで後退していた柳川選手もこの間にぐんぐんポジションアップ。22位、20位、18位とテンポよく前に行き、26周目には10位に。この間に亀谷選手(#10)が転倒、秋吉選手(#34)がコースサイドにマシンを止めるなど上位グループにも動きがあった。一端あがっていた雨も再び西コースで降り出し、転倒車両も続出。イエローフラッグの区間が長くなり、柳川選手のペースも13秒秒台後半に落ちるが、徳留選手(#54)をかわして9番手になると32周目には11秒台に戻し、8番手に。その後、徳留選手と数周にわたり、競り合いを演じた。

36周目に2回目のピットインで、再びポジションダウン。「あれもルーティンです。2回ストップは、はじめから決めていましたから。スプリント3本を走る感覚ですね。結果的にトップグループに1ラップされてしまいましたが、彼らの走りもいろいろ観察できたので、かなり収穫はありましたよ(柳川談)」。再びコースインした柳川選手は9位で復帰。40ラップ目にはこの日3回目の2分10秒台をたたき出すなど、トップグループと比べてもまったく遜色のない走りを見せる。その後もほぼ11秒台をキープしたままレースを終了。2001年以来という耐久レースをシングルフィニッシュというカタチで締めくくった。

<<野村監督のコメント>>
プランどおりのレース運びで、ほぼ満足しています。9位というポジションをよしとしているわけではありませんが、予選からウエットでのウォームアップ、そしてドライでの決勝と柳川選手はもちろん、チーム全体として評価できる仕事をしてくれたと思います。レースモードの中で収集したデータを参考に今度は結果を出さなければいけません。今回の300キロ耐久レースを糧に、チームグリーンはまた一歩大きく成長しますので、ぜひこれからも応援よろしくお願いいたします。








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