開幕戦に続き序盤からレースは荒れた。2周目のS字コーナーでトップを行く秋吉選手がスリップダウン。抜群のスタートダッシュでポジションアップに成功した柳川はうまく回避したものの、手島選手など計4台が同じコーナーで転倒。2周目で赤旗中断となった。原因は昨夜の雨。回復した天候と強い風のおかげで、コース上はドライになったもののたっぷり降った雨がS字でしみ出していたのである。
規定により、第1レースと同じグリッドからの再レースが決定。柳川選手は再び3列目9番手からのスタートとなった。「1回目のようなスタートがきれなかった(柳川)」ものの1周目には8番手でコントロールラインを通過。序盤からねばりの走行を展開することになる。ラップタイムは2分11秒後半から12秒台と「「ドライでのデータが少なすぎて、思うようにセッティングを決められなかった(柳川)」影響がそのまま出たカタチとなった。それでも中盤から終盤には前を行く小西選手に肉迫。最終ラップでポジションをひとつあげ8位でチェッカーを受けた。
「鈴鹿はずっと成績が残せないままでいたので、’06のマシンでなんとかベストラップを出したかった。しかし、その解決の糸口を探しているうちに天候に翻弄されて、予選、決勝と終わってしまいました。みんないろいろやってくれていたんですが、いいところ(セッティング)を見つけられなかった。次戦はこの雰囲気をがらりと変えて、結果を残したいですね(柳川)」とレース終了後に話した柳川選手。その目はすでに次戦つくばに向けられていた。
■野村監督のコメント
予選から決勝とデータ不足がそのまま成績になってしまいました。いいわけではなく十分なデータがないままのレースはライダーにもメカニックにもフラストレーションを感じさせてしまいます。天気を味方につけた初戦でしたが、ここ鈴鹿は逆に働いてしまいました。しかし、まだまだシーズンははじまったばかりです。満足できない結果でしたが、この結果も貴重なデータとして活用し、巻き返しを図ります。まずは、つくば。そして最終戦・鈴鹿できっちり答えを出したいですね。